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いつもお世話になっております。
Ver9.24までは問題なく動いていたのですが、以下の問題のためVer9.26以降にずっとバージョンアップできずにいます。
いろいろ実験して、やっと再現条件が絞れたようなので不具合として報告させてください。
【問題の詳細】
●発生環境: 秀丸 Ver9.46(64bit 浮動小数点版) / Windows11(23H2)
◆Ver9.24では発生しない。◆
Ver.9.26にしたときに初めて発生(すぐに9.24に戻したため詳細不明)。9.25は触ってないため不明。9.44でも発生を確認。
●PC起動時にスタートアップフォルダのテキストファイル(xxx.txt)のショートカットが秀丸で開かれない。具体的には、
「秀丸が正常に起動せず、ウインドウが表示されず、タスクマネージャーで見ると、常駐秀丸と開いたTXTファイルの2つの秀丸が存在する状態」(以下この状態を「状態A」と呼びます)
になります。
●「状態A」のときに別のTXTファイルを開こうとすると、そのファイルも起動できず(タスクマネージャーでは見える)、1分後に「秀丸エディタの重複起動の待機でタイムアウトしました」のエラーダイアログが出る。
●一度「状態A」になると、タスクマネージャーで秀丸をすべて強制終了したあとでも、どのTXTファイルを開こうとしても「状態A」になり正常に起動できず、
Ver9.24にバージョンダウン(再インストール)するか、スタートアップで秀丸を起動しないようにしてPC再起動するしかない。
【再現方法】(★の項目は必須のようです。それ以外は直接関係ないかもしれません。)
動作設定:
「タブモード」 オフ (1ファイル1ウィンドウで開く)
「最後のウインドウ配置を覚える」 オン
「ファイルごとに覚える」 オン
★[その他]→[動作環境]→[トラブル対策]→[その他のトラブル対策]の「ウィンドウ配置をファイルごとに覚えるときの対策」オン
★以下のtest.mac を「自動起動」マクロの「ファイルを開いた直後」のマクロとして登録。
test.mac :
============================================================
// 「アウトライン解析の枠」がオフならオンにする
if(outlinehandle==0){
showoutline;
}
============================================================
★スタートアップフォルダに test.txt("TEST"の文字列だけの一行のファイル) のショートカットを置いてPC起動時に自動起動する。
【特記事項】(解決のヒントになるかも?)
・上記再現環境でも、スタートアップフォルダで秀丸を起動しなければ、問題なく秀丸を使える。
(この場合、PC起動直後の、スタートアップフォルダの処理の前にtxtファイルを開いても問題なく秀丸が起動する。)
・「状態A」になったあとタスクマネージャーで秀丸をすべて終了したあと、秀丸が正常起動できない状態に入っても、TXTファイルのファイル名を変えるとその後1回目だけはそのファイルを秀丸で普通に開ける。
・「状態A」では、開いたtest.txtファイルの秀丸プロセスがCPUを少しだがずっと消費している(私のPCで3%程度)
・以前、当掲示板での投稿 「起動するたびにウィンドウ幅が拡がってしまう現象について」No.40361(2023/03/11)
で対応していただき、「ウィンドウ配置をファイルごとに覚えるときの対策」の機能を実装していただきました。
当時と使い方は変わっておりません。(「アウトライン解析の枠」を愛用しています。)
以上です。うまく再現できるとよいですが…。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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