AVD環境（マルチセッション）での利用実績やライセンス

No.40778

公立大大阪：中村 さん　23/08/18 15:56　[ コメントを投稿する ]

お世話になっております、

大学での学生が教育用に使うPCに秀丸をインストールしており、
次期システムでもユーザから継続して利用したいと要望を受けているのですが、
ご時世ということもあり、本学では次期システムは仮想化を想定しています。

そのとき、AzureVirtualDesktopというMicrosoftのクラウド環境で、
専用のWindowsマルチセッションというもので接続しようとしています。

こういった環境で秀丸は動作しますでしょうか。
また、VDI・マルチセッション利用時のライセンスというものはどういう形態になるでしょうか？

よろしくお願いいたします。

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RE:40778 AVD環境（マルチセッション）での利用実績やライセン

No.40779

秀丸担当 さん　23/08/18 17:32　[ コメントを投稿する ]

秀丸エディタは、一般的なWindowsのデスクトップが動く環境であれば、どこでも動作するはずです。
秀丸エディタのインストールは、通常はすべてのユーザーのインストールで、Program Files配下のインストールになります。

以下のページの[アプリケーションの展開]のところが関係していると思います。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/fundamentals/azure-virtual-desktop-multi-session

このページの「……システムコンテキストとデバイスコンテキストでインストールするように構成……」に相当すると思います。
ユーザーコンテキストへのインストールではないです。
インストール自体はすべてのユーザーでも、設定などはユーザーごとになるはずです。

もしすべてのユーザーへのインストールが問題で、プログラム本体も含めてユーザーごとでなくてはならないとしたら、「秀丸エディタ持ち出しキット」で対応が可能です。（説明を読む限りではすべてのユーザーでいいはずですが）

最新のAzure Virtual Desktopのマルチセッションも試してみます。
もし何らかの特有の問題が見つかるような場合は、対応を検討します。

ライセンスは、通常、PCごと/ユーザーごとを解釈を変えていただいていますが、仮想環境の場合は、物理的なマシン１台で数えることはできないです。
ユーザーごと（同時に利用できるユーザー数）のライセンスでお願いします。

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RE:40779 AVD環境（マルチセッション）での利用実績や

No.40780

公立大大阪：中村 さん　23/08/23 16:54　[ コメントを投稿する ]

ありがとうございました。
お調べいただき、大変助かりました。

またライセンス形態へのサジェストもありがとうございます。
＞同時に利用できるユーザー数
とのことなので、学内のユーザー全員ではなく、本環境の同時接続のMAX数ですね。

また「持ち出しキット」についても存じておりませんでした。
ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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RE:40780 AVD環境（マルチセッション）での利用実績や

No.40781

秀丸担当 さん　23/08/23 18:14　[ コメントを投稿する ]

ご確認ありがとうございます。
その後、Windows 11 Enterprise multi-sessionで試そうとして、一応基本的なマルチセッションの機能そのものは、今まで通り動くことは確認できています。
１つの仮想PCがあって、そこに複数のユーザーが同時にサインインして、１つのPC上の複数のデスクトップで、それぞれ別の設定で動きます。
しかし非常に多くの構成があって、全ては試せてはいないです。
Windows 11 21H2は一応できたりしましたが、最新と思われるWindows 11 22H2だとそもそもVMをプールに作る時点で構成できなかったしました。
Google検索しても同様の情報があり、他にもいろいろあったのですが、あまり深入りしていないです。

秀丸エディタとしては、プログラム的な動作のほうが理解がしやすいと思います。
インストール情報はすべてのユーザーです。
設定は、レジストリのHKEY_CURRENT_USER\Softwareは以下に保存され、ユーザーごとです。
ユーザープロファイルのC:\Users\<ユーザー名>配下の情報は使うことがあり、ユーザーごとです。（既定のマクロファイル用フォルダや一時ファイルなど）
各ユーザーが同時に実行しても競合は無いです。

あと、すべてのユーザーの特別こととして、[その他]→[秀丸エディタについて]で左上の▼から、すべてのユーザーの送金登録ができます。
他には、自動でインストールなどするためのサイレントインストールがあります。
https://hide.maruo.co.jp/swreg/corporation_silent.html

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まだ正式版ではないのですが、V9.25βで今回たまたま見つけた問題になりそうなこととして、ITAモードというGPUを使った背景の合成などしようとして、それがちょっと心配なので、サーバーOSでは制約ということにしようと思います。

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