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ご希望の動作は一応可能ですが、多少面倒な設定が必要になります。
設定の基本として、まず、メインとして使うアカウントを1つ決めて、他のアカウントで受信したメールはそのメインアカウントに「バイパスする」って設定をする形になります。
たとえはA、B、Cのアカウントがあるとしたら、BとCのアカウント毎設定の「上級者向け - メールのバイパス」の所にある「受信したメールを別のアカウントに移動する」をONにして移動先にAアカウントを指定します。それであとはAアカウントの方にBとCのアカウントのメールが普通にごちゃまぜで届くようになります。
そのままだと使いにくいので振り分けにてB、Cアカウントのメールを別フォルダに移動したいですが、それについてはメールのヘッダの中に入ってくる「X-Account:」ヘッダを使います。
"X-Account:"が"Aアカウント"である
→ "A"へ移動
みたいに振り分けします。
秀丸メールの画面上にBアカウントおよびCアカウントが見えてしまうのはしょうがないですが、別途アカウントグループを作ってそこに入れて折りたたんでおけば、目立たなくはできると思います。
このままだと、Bアカウントに届いたメールに対して返信した時に、Aアカウントで返信する形になります。それでいいなら難しいことは無いですが、もし返信はBアカウントでってことならテンプレートの書き換え設定が必要になります。「アカウント毎の設定・テンプレート/署名」の「返信メール用」のテンプレートを何か個別指定した上で、そこのテンプレートに
$(SetEditorAccount2,$(RootHeader,X-Account))
を埋め込んでいただく必要があります。
例えば
--------------------------------------------------------------------------
$(SetEditorAccount2,$(RootHeader,X-Account))$-
サイトー企画の斉藤秀夫と申します。
$c
On $(FormatDate,$(RootHeader,Date),"YYYY/MM/DD hh:mm"), $(SetNameOnly,$(RootHeader,From)) wrote:
$(QuotedRootBody)
--------------------------------------------------------------------------
みたいにテンプレートを書き換えるといいです。
参照:
以前あった同じ話:
https://log.maruo.co.jp/hidesoft/hidesoft_8/x2310845.html
まとめ:
1.「メールのパイパス」にて受信したメールを統合することは可能。
2.振り分け設定で"X-Account:"を使う。
3.邪魔なアカウントはアカウントグループを作ってそこに入れておく。
4.返信をそれぞれのアカウントでするならテンプレートの設定が必要。
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